不眠症Q&A｜小岩蔵前橋通り接骨院

Q 日中に倦怠感や意欲の低下、集中力が低下・食欲が低下などの不調が見られるのですが、それらの原因とは何でしょうか？

A 皆さんは普段から夜更かしや休日だからとお昼まで寝ていたりはしないでしょうか？また夜遅くまで起きてしまうことよる体内時計（サーカディアンリズム）の乱れや日常のストレス、環境の変化、心配事などの心理的や精神的な影響、生活習慣病といった病気の影響、寝酒など、不眠と不眠からくる不調の原因になることは多々あります。眠れない時に、スマートフォンを見たり、ゲームをしたりすることも不眠の原因とされているで、習慣になっている方はお気をつけくださいね。

Q 不眠症になるとどんな症状があるのでしょうか？また日常生活を送っていく上でどのような支障をきたしてしまうのでしょうか？

A 眠れない日が何日か続いてしまうとしっかりと熟睡が出来ていない状態になる為、日常の疲れがとれず、朝起きる時に気力が出ないなど日常生活に支障が生じやすくなります。またしっかりと眠れていないと記憶力や注意力が低下していまい、仕事の作業効率の低下や気分も沈んでしまいます。小さな事にも過剰に反応してしまい怒りやすくなってしまいます。しっかりと睡眠を取っていれば寝ている際に成長ホルモンが分泌され、免疫力が増強します。

Q 不眠症にならないために色々な対策や予防がありますが、例えばどのように日頃から気をつけて日常生活を送った方がいいのでしょうか？どのような対策、予防をしたほうがいいなどありますでしょうか？

A 夜眠ろうと思っても眠れない時や朝が早いので早く寝なければと焦ってしまい余計に眠れなくなることがあります。このような事が続いてしまう心配や不安を感じてしまうようにになり、不眠症に繋がる可能性が高くなってしまいます。日々の規則正しい食事生活（朝食はしっかりと取り夕食は就寝の2時間前までに）運動（汗ばむ程度の運動）睡眠（寝る前に携帯を見ない、室温、温度）などの正しい知識を身につけて、生活習慣や睡眠環境を見直すことで不眠の軽減につながります。

Q 不眠症は一つではなくいろいろな種類のタイプがあるとお聞きしましたが具体的にどのようなタイプがありそのタイプがどのようなものなのか、またどれが1番多くどういう方に多いのでしょうか？

A 不眠症にもいろいろなタイプがあります。
1 入眠障害タイプ（1番多い）
ベッドに入ってもなかなか眠れず寝つきが悪い人がこのタイプです。日々の不安や心配などのストレスが原因の一つですが、一度眠ると朝までしっかりと眠れます。
2 熟眠障害タイプ（ご高齢の方に多い）
普段からしっかりと睡眠の時間を取っていても眠りが浅く、目が覚めた時は熟睡感がないタイプです。
3 早朝覚醒タイプ（ご高齢の方やうつ病の方に多い）
朝方に目が冷めてしまうと二度寝が出来ず、眠れなくなってしまうタイプです。
4 中途覚醒タイプ
睡眠中にに何度も目が覚めてしまうタイプです。ほとんどの方が再び寝れますが何回も目が覚めてしまうので、しっかり寝た気がせず熟睡感がありません。

Q 人間にとって毎日の睡眠時間はどれどくらいの長さが適切なのでしょうか？
また良い睡眠の取り方や日常生活で普段から気をつけて行うべき行動、日常生活でどのような影響がでるかなど注意すべき箇所がありましたら教えてください。

A 理想の睡眠時間については、6〜8時間が最適な時間だと言われています。また人によりその人の体質や日常生活により大きく変わってしまいますので、日中に眠くならない位の睡眠時間が良いです。
また睡眠の質を高めていくこともオススメです。「毎日同じ時間に起きて寝る（夜ふかしや昼寝のしすぎは体内時計を乱すので注意しましょう） / 3食しっかりと食べる / 適度な運動（運動は午前よりも午後に軽く汗ばむ程度の運動）をする」などを意識するのもいいでしょう。
眠りが浅く感じても、昼間の生活に支障がなければ不眠症ではないため、睡眠時間が短いことや目覚め回数にこだわりすぎないことも大事です。