顎関節症｜小岩蔵前橋通り接骨院

顎関節症は、咬筋などの咀嚼筋が硬くなることで顎関節が歪むことが主な原因です。そのため、まずは咬筋などの咀嚼筋の硬さを軽減する必要があります。また、顎関節は下顎骨と上顎骨で構成されていますが、頭蓋骨の多くの部分の中の一つに過ぎません。そのため、顎関節症をお持ちの方は、頭蓋骨全体に歪みが生じ、顎関節症を引き起こしていることが多いと考えられます。

私たちは、頭蓋骨全体の歪みを軽減すべきだと考えています。また、顎周りだけでなく、胸鎖乳突筋という頸部の前の筋肉や大胸筋の硬さが要因となる場合もあるため、胸鎖乳突筋や大胸筋の硬さのチェックも必要です。頭蓋骨全体の歪みを確認し、関連する筋肉にアプローチすることで、顎関節の症状の軽減が期待できます。

生活において顎関節症になりやすい方の特徴として、以下が挙げられます。
・いつも同じ方で噛む
・歯ぎしり
・歯並びが悪い

そのため、まずは食事中に片側だけで噛む癖を減らしましょう。左右の顎に触れると、利き顎が分かるため、利き顎を作らないよう意識します。

また、歯ぎしりや噛みしめは顎に負担がかかるため、注意が必要です。しかし、歯ぎしりをする方の多くは寝ている間に行っているため、マウスピースを使用して寝ることが、顎にかかる負担を軽減する方法の一つとなります。

さらに、デスクワークなどで頭が前に出てしまうと、頸部の筋肉に負荷がかかり、それが顎関節にも負担をかけることがあります。このため、姿勢を意識することが重要です。

顎関節症を放置しておくと、最悪の場合、顎関節脱臼を引き起こすことがあります。脱臼すると、口が閉まらなくなり、整復するまで口を締めることができません。また、これが癖になると、関節がすり減り、変形することも考えられます。しかし、このケースは稀ですので、まずは悪化しないように早めに対処すれば問題ありません。

ただし、顎関節症の方は、咬筋など関連する筋肉が頭蓋骨周りに位置しているため、顎関節症と共に頭痛が出やすく、顎関節に痛みが生じることもあります。その結果、食事をするたびに痛みを感じることが続く可能性もあります。

筋肉が硬くなるほど顎関節にかかる負担が増すため、耐えられる範囲に制限がかかることもあります。大きく口を開けることが難しくなることもあり、あくびや食事の際に大きな口を開けるのが大変になってしまうこともあります。

顎関節症のメニューといえば当院では”頭蓋骨矯正”です！

頭蓋骨矯正では、先ほど触れた大胸筋、胸鎖乳突筋、咬筋を中心にした咀嚼筋に直接アプローチすることができます。硬くなってしまった咬筋を緩めることで、筋肉は骨に付着しているため、関節に負担をかけずに済みます。

また、顎関節の歪みを確認し、関節頭を動かしたり、頬骨を動かして邪魔をしている部分を調整することで、顎関節への負荷を軽減していきます。関節を動かすことにより、かみ合わせやカクカク音（関節同士が触れてすり減る音）などの症状の軽減が期待できます。

さらに、顎関節症を伴う頭痛などについても、頭蓋骨周りの筋肉を緩め、頭蓋骨の歪みを整えることで軽減することが期待できます。

まずは、カクカクといった音がなくなり、口が開きやすくなります。開きやすくなることで、顎関節に対する不安も軽減されるでしょう。その後、徐々に歯ぎしりをしなくなり、咬筋の硬さが減少し、痛みも軽減していきます。

また、顎関節症に伴う頭痛も軽減し、側頭筋などの筋肉も緩み、お顔の歪みもなくなっていきます。さらに、頭蓋骨矯正は、ストレートネックや眼精疲労、自律神経の乱れ、不眠症にも有効な施術メニューとなりますので、顎関節症に限らず、効果が期待できるメニューです。

顎関節は毎日使い、食事をするたびに何度も開け閉めをします。噛むことで顎関節に負荷がかかるため、施術を開始する際はできるだけご来院いただき、早期にアプローチすることが最も効果が期待できます。そこから、症状に応じて来院ペースを徐々に減らしていきたいと考えています。

ご自身の症状に合わせてペースを作ることがベストですので、まずは症状を確認させていただき、一緒に考えていきましょう！