肉離れ｜小岩蔵前橋通り接骨院

肉離れは、筋肉の損傷によって軽度、中度、重度の3つの段階に分けられます。

軽度の肉離れでは、出血を伴う損傷が起こり、筋肉から腱への移行部が断裂している状態です。微小な断裂であるため、痛みを感じながらも動くことが可能です。ただし、損傷した筋肉部分には圧痛（強く押すと痛む）が見られることがあります。

中度の肉離れは、筋線維の部分断裂が起きた状態であり、損傷部位に腫れが生じます。圧痛が強く表れるほか、場合によっては内出血を伴うこともあります。さらに、ストレッチを行うと強い痛みを感じ、日常生活の動作にも支障が出るのが特徴です。

重度の肉離れは、筋線維が完全に断裂している状態です。この段階では、損傷部に筋肉の凹みや内出血が見られ、非常に強い痛みが生じます。そのため、自立歩行は難しく、動作を始める際に強い痛みを感じるだけでなく、安静時にも痛みを伴うことがあります。

肉離れを簡単に説明すると、収縮した筋肉が引き伸ばされた際に損傷してしまった状態です。

症状が表れる場面としては、日常生活よりもスポーツや運動をしている際に多く見られます。例えば、バレーボールでスパイクやブロックをする際にジャンプしたときや、立ち止まった状態から急に走り出す際などに発症することがあります。

具体的に説明すると、引き締まった状態の筋肉がジャンプや走り出しといった急激な動作によって大きな負荷を受け、その圧力に耐え切れず損傷してしまう状態です。そのため、運動前や体を動かす際には、ストレッチを行うことが大切です。

肉離れの原因は大きく2つあります。

1つ目は、筋肉の柔軟性不足です。
筋肉がカチカチに固まった状態から急に走ったり飛んだり、または着地した際にかかる負荷によって、肉離れが発生します。特に激しく体を動かす際は、事前に入念なストレッチを行うことが大切です。

2つ目は、疲労の蓄積です。
どのようなアスリートでも、筋肉に繰り返し負荷をかけ続けると疲労が蓄積し、疲れが取れにくくなる場合があります。これにより筋肉が徐々に硬くなり、たとえストレッチをしていても、激しい動作をした際に肉離れが起こりやすくなります。筋肉を休めるためには、アイシングや適度な睡眠、毎日の入浴などによるケアが必要です。

肉離れを放置すると、損傷を受けた筋線維から出血した血液組織が筋組織内で固まり、血腫というものを形成します。これが一般的に「しこり」として感じられます。

この血腫（しこり）が筋組織内に残ったまま日常生活や競技復帰をすると、再発のリスクが高まります。さらに、周囲の筋肉や左右差が生じ、他の筋肉にかかる負担が大きくなるため、他の筋肉にも肉離れが起こる可能性があります。

そのため、強度の高いスポーツを行う際に、施術を受けないことや、途中で施術を中止してしまうことは非常に危険です。

当院の施術方法は、まず遠赤外線マットによる温熱療法を約10分行い、その後、指圧の手技療法を約10分行います。ここまではお身体の症状によって異なる場合がありますが、保険の適応内で行われ、必ず行う施術です。自費施術を行うかどうかに関わらず、この施術は受けていただきます。

また、当院では上記の施術とは別に、自費施術のメニューもご用意しています。自費施術のメニューは約15種類あり、それぞれの症状に合わせた内容でご提供しています。

中でも多くの方が受けている施術が矯正施術です！
この施術は、多くの方から「身体が良くなった」と言っていただける内容ですので、気になっている方や受けてみたい方は、ぜひ一度ご相談ください！

接骨院で施術を受けていて、症状がなかなか軽減しない方や、これから施術を受けるが症状がどれくらいで軽減していくのか分からない方もいらっしゃるかもしれません。そこで、軽減していくためのポイントをお伝えしたいと思います！

まず、人の身体が変わるためには最低でも3ヶ月の期間が必要だと言われています。そのため、短期間で身体を良くしたいという方でも、軽減するためには最低でも3ヶ月はかかるということです！

このことを踏まえた上で重要なのは、とにかく通える日は通うことです！

施術の間隔が空いてしまうと、施術を受けても元の状態に戻ってしまい、結果的に現状維持になってしまうことがあります。そうならないためにも、なるべく間を空けずに通うこと、できるだけ多く通うことが、軽減への近道となります。