背中の痛み
こんなお悩みはありませんか?
背中が痛い
背骨が痛い
前かがみが多く、長いと張りを感じる
肩甲骨周りが痛い
腰痛や肩こりを感じている方で腰肩を施術してもあまり変化がない方
息苦しい
などこのような症状でお悩みの方いらっしゃいますか?
背部の痛みは感じやすい方もいれば感じにくい方もいらっしゃるかもしれません。
また、重い物を持つことが多いお仕事の方や、趣味が長時間同一姿勢である読書や編み物のような方、赤ちゃんを抱っこすることが多いママパパさんに感じやすい症状となっています。
背中の痛みで知っておくべきこと
背中の痛みで一番多いのは、姿勢不良による筋肉への負荷で緊張してしまい、痛みを感じることです。また、加齢による骨の変形で負荷がかかることもあります。筋肉の損傷だと思っていたら、椎体圧迫骨折(最近ではいつのまにか骨折とも言われていますね。)という背骨の骨折の可能性もあります。
怖いのは、心筋梗塞やストレス、感染症、内臓疾患も背部の痛みとして危険信号を出すことがある点です。筋肉の痛みだろうと放置していると、大きな病気が隠れている可能性もあるため、我慢せずに整形外科や整骨院で診てもらうことが大切です。
症状の現れ方は?
症状の現れ方は人それぞれで、痛みの種類もさまざまです。チクチクした痛みを感じる方もいれば、ズキズキ痛むと感じる方もいますし、息が吸いづらい、神経痛のようなピリピリした痛みを感じる方もいらっしゃいます。いつ、どのあたりが、何をした時に(じっとしていた時やこのような動作をしたら痛い、痛みが出てきたなど)どのように痛むのかを私たち施術者は患者様の症状を聴き、症状を判別していきます。そのため、症状が現れた際は覚えておくことがとても重要です。
人によって、たとえ同じ人であっても痛みを出す原因が違う場合は、症状の現れ方も異なります。人と比べたり、昔に痛みを感じた時と同じ場所でも痛み方が違うことがあります。痛みの現れ方は本当にさまざまです。
その他の原因は?
先ほど少し触れましたが、まずシニアの方であれば椎体圧迫骨折が挙げられます。椎体とは背骨を構成する骨の一部で、身体を支えるのに大きな役割を果たしています。そのため、椎体圧迫骨折に気づかず放置し、そのまま骨がくっついてしまった場合、背骨の変形が認められることがあります。よく街中で背中がすごく曲がった方を見かけませんか?この方々はどこかで椎体圧迫骨折をして、正しく骨がくっつかず、変形して背中が伸びない状態になってしまっています。
また、背中に関与する部位として肋骨が挙げられます。肋骨骨折でも背中に痛みを感じることがあります。肋骨には神経が多く分布しているため、過度なストレスによって神経痛として痛みが生じることもあります。例えば、妊婦さんのようにおなかが大きくなり体の重心が変わることで背中の痛みを感じることもあります。
背中の痛みを放置するとどうなる?
一番怖いのは、先ほど挙げた椎体圧迫骨折による変形や、内臓疾患、心筋梗塞です。放置することで大きな病気が隠れていることもあります。そのため、放置することで施術が遅れ、命に関わる可能性も否定できません。
仮に筋肉の損傷であっても、放置することで神経症状に繋がることがあります。また、放置することで筋肉に過度な負担がかかり、痛みが治まるまで時間がかかることがあります。さらに、筋肉が硬くなることで姿勢不良が増え、背中が丸まることで肺がつぶれてしまい、空気の吸入量が減り、呼吸がしづらくなることがあります。その結果、常に息苦しいといった症状が現れる場合もあります。
当院の施術方法について
まずは痛みの原因を探っていきます。痛みの原因が筋肉損傷であった場合、遠赤外線を用いた温熱療法や手技療法を実施し、さらに姿勢からくる筋肉損傷の場合は骨格矯正を行います。
骨格矯正というと骨盤を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、当院では背骨の矯正も行っています。背骨は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨から成り立っており、積み木のように積み上がっているため、前後左右にゆがみが生じることがあります。これらのゆがみを一つひとつ確認し、正しい位置へ戻すことが可能です。背中の痛みを感じている場合は、主に胸椎のゆがみが強い場合があるため、要チェックです。
その他の骨折や内臓疾患が疑われる場合は、一度整形外科の診療を受けることをお勧めいたします。骨折の場合は、後療法、いわゆるリハビリであれば当院で施術させていただくこともできます!
改善していく上でのポイント
筋肉損傷や姿勢不良による筋肉損傷の場合、温熱療法、手技療法、骨格矯正を行いますが、残念ながら1回の施術で完治することはほとんどありません。イメージとして、擦り傷が1日で治らないのと同じように、損傷を修復するには時間がかかります。
また、姿勢不良などの負荷による損傷の場合は、損傷をケアした後に負荷を取り除かないと同じことを繰り返してしまいます。そのため、負荷を取り除くのにも時間がかかります。「右利きの方が急に今日から左利きで生活してね!」と言われても難しいように、今までの負荷をなくし改善するのにも時間が要するということです。